平日は仕事で忙しく、休日はたまった家事や家族の予定が詰まっている——。
そんな中で「毎月あと5万円収入を増やしたい」と考える人にとって、WEBライターは時間と場所を選ばずに取り組める心強い副業です。
ただし、やみくもに記事を書くだけでは、月5万円は難しいと言えます。それどころか、気づけば夜更かしばかりで健康を損ねてしまう、ということにもなりかねません。
安定して5万円を継続的に得るためには、限られた時間でも成果が出る“働き方のポイント”を押さえることが大切です。
この記事では、平日昼間は働きつつ、家族との生活も大切にしながら、WEBライターとして着実に収入を伸ばすためのコツをわかりやすくまとめました。
未経験でも実践できる内容ばかりですので、ぜひ参考にしてみてください。
1.複数のクライアントと取引する
複数のクライアントと取引することは、リスク分散につながります。
1社だけに頼ると、案件終了・単価変更などの影響を受けやすく不安定になります。
最初は1社からスタートし、その後は複数社の掛け持ちを検討する。もしくは最初から複数社の案件に応募していくといいでしょう。
2〜3社と継続案件を持つことで、受注の変動幅が小さくなり、安定した収入につながります。
また、複数社のうち、より条件の良い会社を選んで案件を継続していくことで、結果に条件の良い案件が増えることになります。
2.得意ジャンル(専門領域)をつくる
得意ジャンルが定まるとリサーチ時間が短縮し、記事のクオリティも安定します。
具体的には、前回の知識を生かせるので毎回ゼロからリサーチしなくて済む、用語・流れ・業界の共通ルールを分かって書ける、といったアドバンテージを得られます。
また、クライアントや編集者に「この分野ならこの人に任せよう」と評価されることで継続案件の増加と単価アップが見込めます。
また、その分野の専門家と認知されれば、執筆だけでなく監修の仕事が回ってくる可能性も高まり、結果として収入の安定につながります。
3.1本にかかる作業時間を短縮する
作業時間の短縮は、時間単価の向上につながります。
「1本あたりいくら」の案件では、時間をかけても報酬は変わりません。そのため、時間をかけすぎないことが重要です。
短時間で記事を書くポイントは、構成(※)の精度を高めることです。そのためには、見切り発車せず、リサーチを納得いくまで丁寧に行います。正確な基礎情報で構成を設計することで、理論構造に齟齬が生じません。
理論構造が明瞭でないと、執筆でそれを補いながら記事を作成しなければならないため、時間がかかりがちです。場合によっては構成を大きく修正することもあります。
※構成=タイトル、見出し、まとめといった記事の概要。アウトラインとも言います。
最初から納得感のある構成にすることで、トータルの時間を短縮可能です。なお、リサーチにおいてはリサーチ用のテンプレートを作成し、作業を定型化するのもおすすめです。テンプレートはスマートフォンでも見やすいシンプルなものがいいでしょう。それによって通勤時間や休み時間など、スキマ時間にリサーチを進めやすいからです。
4.AIツールを適切に使う
AIツールを味方につけることで、生産性アップにつながります。
ただし、AIは頼れる相談相手である一方で、「文章を丸投げするもの」ではありません。
リサーチ・構成・校正のたたき台として、もしくは表現に迷った場合の微調整や言い回しの変更といった場面で使うと効果を発揮します。
例えば「住宅ローン 繰上返済 メリット デメリット」といったテーマ(キーワード)の記事を書く場合、 AIに“読者の悩み”や“網羅すべき項目”を先に出してもらう方法があります。その後、必ず公式サイトや信頼できる情報で裏取りをする必要がありますが、方向性を最初に把握したうえでリサーチできるので、初期作業の時間を大幅に削減可能です。
なお、AIの提案はすべてが正しいわけではありません。AIの提案を取捨選択することと、ブラッシュアップの意識を持つことが重要です。
適切に取り入れることで、品質を保ったまま作業時間が短縮できます。
5.疑問点や違和感は早めに確認し、待ち時間と手戻りを防ぐ
疑問点等を早めに確認することで、2つの無駄を省けます。
1)待ち時間の無駄
クライアントや編集者からテーマをもらい、週末に「いざ執筆」と思ったら、テーマに疑問がある。書き始めたとたんに疑問が生じる経験は、ライターあるあるです。週末に疑問を投げかけると、返信が週明けになるというのもライターあるあるで、タイミングが悪いと週末に執筆を進められなくなります。
2)手戻りの無駄
疑問点や違和感があっても、時間がないと自分の判断で執筆を進めてしまいがちです。それで問題がないこともありますが、判断が間違っていると「記事をほぼ書き直し」という事態になるかもしれません。
プロほど早い段階で疑問を整理し、確認を取ることで効率的に進めています。特に慣れていないうちは、執筆の前に「疑問点を確認して連絡する」という工程をスケジュールに組み込んでおくといいでしょう。
なお、付き合いが長い案件の場合、一旦聞かずに進めて修正段階で調整する選択肢もあります。状況によってはご自身の判断を優先させることもあることを覚えておきましょう。
6.連絡・納期・初稿の品質を安定させる
品質の安定は信頼の源です。
ライターとして継続依頼が来るかどうかは、「文章力」と同じくらい レスポンスの速さ・納期遵守、納品形式の正確性といった品質が重要です。それらの品質が安定していることは、仕事の信頼性にも直結します。会社組織に属していない副業人材(フリーランス)は仕事の信頼性に疑問を持たれがちです。だからこそ、文章以外の品質も整えることで、信頼を勝ち取ることが重要です。
編集者が「安心して任せられる」と感じるほど、案件が自然と増えていきます。
なお、納期は重要ですが、どう頑張っても納期に間に合わない場合は、前もって相談しましょう。主に週末しか副業の時間を取れないような方であれば、受注の前にその点を伝えておくべきでしょう。
7.最終確認を怠らない
時間がないときほど、ミスの可能性が高まります。そのため、どれだけ急いでいても最後のチェックを行うことが重要です。
急いでいても最終確認を怠ってはいけないのは、焦っているときは思い込みによる見落としが増え、結果として修正に多くの時間を費やすことになるからです。
急いでいると「これで大丈夫だろう」と判断が甘くなり、誤字脱字や数字違い、リンクミスなどの基本的なミスが起こりやすくなります。こうしたミスは提出後に修正依頼として返ってくるため、結局は提出前に確認するよりも多くの時間と手間がかかることになります。
また、ミスの多い記事はクライアントの信頼低下を招き、継続案件が減る原因にもなります。最終確認という最後の砦を守ることが、結果的に品質と信頼の両方を守ると言えます。
まとめ
7つのポイントをご紹介しました。クライアントや編集者との接し方や執筆にこうした意識を持つだけで、品質を維持しつつ、1本あたりの作業時間を削減できます。
執筆時間が削減できることでより多くの本数をこなせます。また、悩まず執筆できれば、執筆にかかるストレスも軽減できます。
悩みながら執筆して、結果あまり収入が得られないと、何のためにWEBライターをやっているのか見失うこともあるでしょう。
WEBライターとして安定して稼ぐポイントを押さえ、少しでも楽しく副業を行っていきましょう。