フリーランスにおすすめしたい会計ソフト!メリットと選び方を解説

「月1〜2万円ほど稼いでるけど、このペースだと来年は確定申告が必要になりそう」
「青色申告がいいみたいだけど、どうすればいいの」

副業でも専業でも、フリーランスの仕事を始めたら避けては通れないのが「お金の管理」です。特に事業収入の場合は、収入である売上と、支出となる経費双方の管理が必須です。副業だから会計ソフトにお金をかけたくないと思う方もいるかもしれませんが、確定申告までスムーズに進めるためには、会計ソフトの助けを借りることをおすすめします。

後で慌てないためには、早めの段階で会計ソフトの導入を検討しておくといいでしょう。そこで、会計ソフトを使うことで得られるメリットと、導入する際のポイントをご紹介します。

1.    フリーランスが会計ソフトを使うメリット

会計ソフトを利用することで、次のようなメリットが得られます。

記帳がラクになる

提供会社やプランごとに違いはありますが、会計ソフトは記帳をサポートしてくれます。例えば次のようなサポートで、日常の会計処理を簡便にしてくれます。

  • 仕訳をサポートしてくれる
    例えば「この支出ってどう仕訳すればいいの」と悩んでしまう仕訳は型を作れば次回以降は迷いません。他にも、仕訳の候補を教えてくれる会計ソフトや、以前の仕訳をコピーして新しい仕訳に修正できる会計ソフトもあります。
  • 銀行・クレジットカード・電子マネーの明細を自動取り込みしてくれる

連携機能とは、入出金データを自動で取得する機能です。連携機能を使えば、入力作業に時間を取られません。事業に必要な書籍の購入や打ち合わせ時のコーヒー代など、手入力で金額や日付を入力する必要がなく、記帳の手間を大幅に減らせます。

  • 請求書情報を自動で仕訳できる
    会計ソフト上で請求書を作成できる場合、作成した請求書の情報を自動で仕訳(もしくは仕訳補助)してくれる機能があります。相手先へのPDF送付をサポートしている会計ソフトもあります。

これらは、会計にかかる事務処理に時間をかけたくない方にとって、大きな時短になります。

※会計ソフトによっては上記のサポートがないケースもあります。ご利用の際は、お申し込みの前にご確認ください。

確定申告が初めてでもサクサク進めやすい

画面に沿って入力するだけで、青色申告決算書や確定申告書を自動作成できます。初めての確定申告で迷いやすいポイントも、ガイドやヘルプデスクが補ってくれるので安心です。

また、通常の会計ソフトなら青色申告にも対応しているため、青色申告特別控除の適用も受けられます。

確定申告における税金の計算ミスを防げる

社会保険控除や青色申告特別控除といった計算式が組み込まれており、必要事項の入力や設定さえ行えば、納税額を算出してくれます。自分で計算するより確実なので、「間違っていたらどうしよう」という不安を減らせます。

また、ライターの場合は原稿料の支払い時に報酬から源泉徴収税が差し引かれていることが多いでしょう。そういった場合は、還付金が受けられる可能性もあります。会計ソフトなら還付金もしっかり計算してくれます。

収入の伸びが把握できる

月ごとの売上・経費・利益がグラフで表示できるものが多いです。「どれだけ稼げているか」がひと目でわかり、モチベーションアップや年間目標の調整に役立てることができます。また経費の分析や売上高の推移を把握することで、今後の事業戦略にも貢献します。

税理士に相談しやすくなる

情報がデジタルデータとして整理されているため、共有が簡単です。税務調査や確定申告といったスポット相談がスムーズに行えます。また、将来顧問契約を結ぶ際も、過去のデータを適切に提示可能です。

このように、本格的に収入を伸ばしたい人ほどメリットが多いです。費用は掛かりますが、確定申告が必要になりそうなタイミングで積極的な検討をおすすめします。

2. 駆け出しフリーランスが使いやすい会計ソフトの特徴

会計ソフトを選ぶときは「クラウド型」を基本に考えるのがおすすめです。近年主流のクラウド型と従来通りのインストール型、それぞれの特徴は次の通りです。

  • クラウド型
    インターネット環境があればスマホやPCからいつでも利用でき、外出先やスキマ時間でも記帳や確認ができます。
    データは自動で保存・バックアップされるため、パソコンの故障や紛失によるデータ消失の心配も少なくなります。また、税制改正や確定申告様式の変更にも自動で対応するため、アップデート作業を意識する必要がありません。
  • インストール型
    買い切りで初期費用を抑えやすい点が魅力ですが、使用できる端末が限定されます。データの管理や保管、ソフトのアップデートは自己で行わなければなりません。

副業やフリーランスで効率よく会計管理をしたい場合は、手間とリスクを減らせるクラウド型が適しています。

3.はじめての会計ソフトなら!選び方のポイント

はじめて会計ソフトを選ぶ際に、どのような点を見ればいいのでしょうか。比較ポイントをご紹介します。

●自動連携の強さ

自動連携が多いほど、手間を省けます。
銀行・カード・PayPay・交通系ICなど、連携先は会計ソフトごとに異なります。しかし、「ただ多いだけ」では意味がありません。自身が日常的に使うサービスと広く連携していると、利便性が高いです。

●普段の会計処理のやりやすさ
事務作業の時間を抑えるために、扱いやすい画面であることは重要です。無料トライアルやガイドである程度操作方法は把握できるため、一度は確認しましょう。
また、無料ユーザーでも「よくある質問」や「使い方ガイド」はある程度閲覧できます。そのため、「こんなときはどうするのだろう」と、疑問を具体化して解決できるか調べてみると効果的です。

  • 確定申告のしやすさ

電子申告(e-Tax)が手軽にできるかも重要です。まず、会計ソフトからe-Tax申告を直接できるかどうかを確認します。直接送信が難しい場合、データを書き出して国税庁のe-Taxソフトから申告する方法があります。すべての会計ソフトが会計ソフト単体で完結的にe-Tax送信できるわけではない点に注意しいます。

主観的な情報にはなりますが、実際に確定申告に活用しているフリーランス仲間から情報を集め、参考するのもいいでしょう。

●スマートフォンでの操作感

スマートフォンでの操作がしやすいと、スキマ時間でもサクサク経費の仕分けができます。書店で関連書籍を購入したら、その場でレシートの写真を撮って自動取り込み…のように使えればスマートです。迷ったときは、試しにお手持ちのスマートフォンからアプリをダウンロードしてみるといいかもしれません。

●料金プラン

駆け出しなら、年間1万円台のライトプランでも問題ないかもしれません。ただし、本格的に稼ぐようになってからアップグレードすることも考え、次のステップの料金プランも考えておきましょう。
例えば、「将来は記事の構成案は外注したい」といった場合、「契約」や「給与」といったサービスが追加できる料金プランがあると心強いでしょう。

個人事業主向けの料金プランが複数ある、もしくは小規模法人向けプランが用意されていると、事業の拡大に応じてプランのアップセルが可能です。

●請求書まわりが使いやすいか

案件が増えると「請求書作成」「送付」「入金管理」の負担が大きくなります。請求書から後続作業を一元管理できると、負担感が大きく変わります。

4. フリーランスに人気の会計ソフト3選

代表的な会計ソフトを、一般的な特徴とともにご紹介します。

①   freee会計

  • スマホアプリが強く、スキマ時間でも入力しやすい
  • 確定申告の導線がわかりやすい
  • 請求書発行機能も使いやすい

公式サイト https://www.freee.co.jp/accounting/individual/

② マネーフォワード クラウド確定申告

  • 銀行・カード連携がとても強い
  • 家計簿アプリも充実しており、プライベートもあわせて管理できる
  • 売上や経費のグラフが見やすい

公式サイト https://biz.moneyforward.com/tax_return/

③ やよいの青色申告 オンライン

  • とにかく操作がシンプル
  • 迷いにくい画面構成
  • 料金が比較的安め

公式サイト https://www.yayoi-kk.co.jp/shinkoku/aoiroshinkoku/

※操作感や利便性は個々で感じ方が異なります。一般的な感想として参考になさってください。

5. まとめ

日々の会計処理を楽に、かつ確定申告をスムーズに行うためには、早めに会計ソフトを検討しておきましょう。

特に、月1〜2万円を稼ぎ始めた頃は“確定申告が必要になる直前”のタイミングです。ここで整えておくと、来年の申告が驚くほどスムーズになります。

  • 記帳がラクになる
  • 確定申告が初めてでもサクサク進めやすい
  • 確定申告における税金の計算ミスを防げる
  • 収入の伸びが把握できる
  • 税理士に相談しやすくなる

これらはすべて、事業を長く続けていくうえで役立つ土台です。コストはかかりますが、必要経費と前向きにとらえて事業を加速させていきましょう。

コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です