仕事と子供、どっちを取りますか?
先日の家計相談で『仕事と子供の二択』の話題になりました。
この二択はもはや時代遅れの感がありますが、よくよく考えるととっても興味深い問答です。
- ワーキングママだから仕事をとった
- 子育てママだから子供をとった
- 子供がいないから仕事で昇進しなきゃ
などとカテゴライズ出来ないのが現代です。
そこで一見間違った選択に見えますが、長期的な視野から考えると決して損はしていないケースをご紹介します。
仕事をとったつもりが毎月赤字・・・ということも
キャリアのために出産後すぐに仕事復帰した場合、かなりの保育料が発生します。
それでも仕事に専念できればいいのですが、実際には病気や予防接種で思った良り働けないことも多いです。
その上、小さい我が子預けることで罪悪感を抱える方も多いです。
一見損をしているようですが、正社員という地位の保持はキャリアはもちろん社会保障や給与の面で大きなメリットがあります。
長い目で考えれば十分価値があります。
子育て主婦というキャリア
一方、出産を機に仕事を辞めた場合はキャリアの喪失になるのでしょうか?
実は一概に「キャリア喪失」と決めつけるわけにはいきません。
2歳頃から保育園に入園しやすくなりますし、幼稚園でも2歳から入園可能な場合があります。
2年間を休職期間とし、その間に資格取得や語学習得に励む方も非常に多いです。
少なくとも私の周りにはいったん退職し、2.3年の子育て期間に準備をしその後仕事や夢を開花させた方が多くいます。
もはや花の命は短い時代は終わり、諦めなければ出産後も大輪の花を咲かせることの出来る時代だと感じています。
「どう生きたいか」と「仕事」は密接な関係
「生き方」と「仕事」は切り離せません。
ですが「生き方」が主で「仕事」が従であることは明白です。
「仕事」が主になってしまうと多くの場合「生き方」が圧迫され本人にとって仕事もつらいものになりがちです。
現在の日本では、30歳前後で初出産する方が多いです。
30歳で初出産の場合は、第二子・第三子の可能性もありその後の人生設計を迷う方も多いかと思います。
ですが、まずはご自分の優先順位をお考えください。
キャリアかもしれませんし、子供かもしれません。
もしかしたら家族のためのマイホームかもしれません。
なんにせよ、一番の「夢」を考えて下さい。
夢ためにどう生きればいいのか?
そう考えればワーキングママだろうと子育てママだとうと大した違いはありません。
回り道はするかもしれませんが、そもそも妊娠・出産という不確定な要素を含んだ女性の人生です。
1.2年の回り道は後から振り返ればかえって近道だったということもあります。
やや抽象的な話になりましたが、手段に囚われて目的を見失わないようにお気を付け下さい!
大事なのは、あなたの気持ちです!!
足立の住宅・家計相談FP ライフプラン応援事務所の横山でした。
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