目的で異なる想の住宅購入タイミング
家を買う適切なタイミングはいつでしょうか?
大前提として、「夫婦の為の家」を買うのか「子供の為の家」を買うのかで異なります。
夫婦の為の家は、世代が幅広くなり一般的な話がしにくいため、「子供の為の家」について書いていきます。
子供の為の家を買うタイミングは
多くの方が、子供が出来ると急にマイホームが欲しくなります(笑)
勢いは大事ですが、ここでの購入は反対です。
理由はお子さんが生まれたばかりの頃はご家族と家計が不安定な時期だからです。
◆もともと働いていた女性が出産を機に退職した
◆今の所出産退社はしていないが、今後子育てに伴う時短勤務や退職で収入が減る可能性がある
◆慣れない育児で気持ちに余裕がなくなる時期
これらの事から出産から少し時間を置き、3歳位から就学前あたりをお勧めします。
その時期にマイホーム購入するメリットとしては、
1:家族構成がほぼ決まっている
2:就学前は学費がなく比較的「貯めやすい」時期なので、頭金を用意できる
3:母のキャリアプランについて考える余裕がある
逆にデメリットとしては
1:一番家で子育てをする時期が賃貸暮らしになる
夜泣きや足音など賃貸だと気になるところです
2:購入後数年で学費のピークが来る
変動金利を選択する場合は金利上昇に注意が必要です
などが挙げられます。
住宅購入時期を決めるのに、一番大事な事は?
不安な時期に大きな買い物をするのは負担が大きいので、「子供が生まれてすぐマイホーム」はお勧めしません。
ですがご夫婦の年齢によっては早く家を買わないと返済が厳しいということもあるでしょう。
一番大事な事は、夫婦で将来を話し合うことです。
記事を参考にしつつ、個々の事情によって購入時期をお考えください。
お子さんが生まれる前からライフプランについて話し合う習慣を持っておいてくださいね。
この記事がお役にたてば幸いです。
足立の住宅&家計相談FP ライフプラン応援事務の横山でした。