NISAを活用しているのは投資経験者が9割以上
今年はずいぶん話題になったNISAですが、2014年6月現在でNISAで投資をしている人は経験者が殆どという調査結果が出ています。
しかも年代別には50~70代の方が殆どで、そもそものターゲットだった20~30代はたった16%しかいないのです。
これからお金が必要な20~30代の為の制度だったはずなのですが、完全にミスマッチが起こっています。
リスクは常に身近にある
私も仕事柄「NISA」ってどうなの?とよく聞かれます。
ですが、質問に答えるのは慎重にいたしました。
何故なら・・・
『株ってギャンブルでしょ?』
『損をしない為にはどうしたらいいの?』
・・・という方も多いからです。
投資というのはリスクを承知で行う「運用」だと考えています。
ギャンブルは単なる投機ですし、
損(リスク)がないお金はありません。
現金だって様々なリスクがあります。
(例えば、盗難・紛失・物価上昇・円高円安・・・・)
私たちは、常にリスクを抱えています。
その中で、現金・預貯金・運用・・・と様々な選択をしているのです。
パーソナルファイナンスの視点から見たら、預貯金も運用もそう異なるところはないのです。
FPとして思うこと
どうして若い方は運用をしないのか?
それはリスクを取れないからです。
だったらリスクを取れないなりに、ETFや長期運用・分散投資に知っていただきたい。
商品をお勧めするわけではなく、選択肢のひとつとして「運用」を考えていただきたいなと思います。
中立的立場のFPはもっと頑張らねばならなりません。
保険だけ、ローンだけ・・・ではなく、もっともっと幅広いご提案が出来るように頑張りたいと思います!
足立の住宅・家計相談FP ライフプラン応援事務所の横山でした。