住宅ローンの低金利が続いています。
マイホームを手に入れるのには有利なはずの低金利ですが、逆にこれが不利に働くケースも最近多いようです。
どういうことなのでしょうか?
当たり前ですが、金利が低ければ銀行の利益は薄くなります。
とすると、銀行としてはより確実な貸金の回収を望みます。
結果として、借り手への審査が厳しくなるのです。
法律ではローンは年収の30~35%以内となっていますが、この悪循環の結果、法律を満たしていてもローンが組めない人が増えているのです。
住宅ローンの審査が厳しくなったと書きました。
せっかくの低金利時代、どうせ買うなら今のうちに!と考えている方も多いと思います。
対策として何ができるのでしょうか?
住宅ローン審査を通るために
住宅ローンの審査基準は年収だけではありません。
勤続年数なども審査の対象です。
となると、同じ年収でも短期で転職を繰り返す人よりも、長く続けている人の方が借りやすくなると言えます。
これは信用力をチェックする以上当然のことですね。
審査基準は公開されてないので一概には言えませんが、年齢も大きなポイントのよう。
一概には言えませんが、年齢を重ねるほどローンを組みにくくなります。
年齢が上で、更に転職が多かった、又は派遣社員だ・・・という方は手はないのでしょうか?
最後の砦が自己資金です。
従来、諸費用などを引いた純粋に住宅に払う頭金は一割程度とされていました。
しかし最近は、注文住宅やマンションでは平均約20%
注文住宅でも頭金の平均は14.6%に上ります。
初出産年齢が高齢化している今、ローンを組み始めるのも遅くなっています。
そんな中審査が厳しくなったなら、信用力を上げるか頭金を増やして借入額を減らすか・・・等々
出来る対策は限られています。
皆様最善の手を尽くしてマイホーム取得に臨んでください。
この記事がお役にたてば幸いです。