奨学金の利用者は増加していますが、

何らかの奨学金を利用している方が増えているのは周知の事実です。
ですが奨学金の延滞者も増加していることをご存知でしょうか?

独立行政法人日本学生支援機構の奨学金において、
奨学金を一日以上延滞している人の数は33.4万人。
(平成26年調査)

同奨学金利用者全体の1割超になります。

大学を出ても就職が約束されない時代です。
延滞者のうち、無職・求職中である人の割合は18.2%にのぼります。

奨学金の返済条件が少しだけ緩和されました

そもそも収入がない人・病気の人に「返して」と繰り返しても事態は変わりません。

日本学生支援機構は返済の規定を緩めました。

  • 延滞時の延滞利息引き下げ
  • 返済猶予期間の延長
  • 返済額を減額できる要件緩和・申込みの簡易化



延滞を「ありえない」ものとして認めないのではなく、
延滞を防ぐにはどうすればいいのか?
もし延滞になってしまったらどう救済すべきか?

という内容になってきていると感じます。

返せない事情がある人とどう向き合っていくのか。
機構もそのように変化しているのですね。

奨学金延滞の理由は?

延滞者のなかで多いのが、「奨学金を学校側に勧められた」という方です。

おそらく教師としては、お金が理由で進学できない生徒を不憫に思い奨学金を勧めるのでしょう。
ですが教師はその後の返済を保証してくれるわけではありません。

自分で背負う借金です。
勧められても安易に奨学金を利用しないようにしましょう。



今日は厳しい内容になりましたが、33.4万人もの方が延滞しているという事実は重いです。
奨学金ご利用の際は熟考下さい。


足立の住宅&家計相談FP ライフプラン応援事務所の横山でした。